2022/07/27 ( 公開日 : 2021/07/06 )

健康寿命を縮める要因は? 未病ケアが将来の医療費を減らすことにつながる!

生活習慣
予防 健康寿命 未病
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健康寿命を伸ばすには、未病段階からのケアが重要。未病とは「病気ではないけれど病気に向かい始めている段階」のことで、多くの方が無自覚にこの段階にあります。30代・40代になるにつれて体の変化や問題が増え、50代・60代でいよいよ病気で処置が必要な状態に。健康寿命を長くするには、未病に対するケアが非常に重要です。この記事の中では、健康寿命や未病ケアについてご紹介いたします。
目次

健康寿命とは?

「健康寿命」とは、国連世界保健機関(WHO)が提唱している新しい寿命の指標です。

昔からよく使われている「平均寿命」から、健康に問題がある期間を引いた期間のことで、実質この期間が本当の意味で活動できる時間である、と新しく寿命を捉え直したとも言えるでしょう。

ちなみに「健康に問題がある期間」とは、「寝たきり」や「認知症」などの介護が必要になる期間のことです。

現代の健康寿命はどのくらい?

2019年の健康寿命は、男性が72.7年で女性が75.4年になると試算されています(※1)。
また2019年の平均寿命に目を向けると、男性が81.4年で女性が87.4年とされています。
平均寿命から健康寿命を引くと、その差は男性で8.7年、女性で12.0年に。

医学の発展で平均寿命が伸びている一方で、要介護状態などの自立した生活が送れない期間にはあまり変動がありません。
今後はますます平均寿命も延びることが予測されるため、この健康に自分で生活できる時間を延ばすことが重要となります。

国や政府も健康寿命を延ばすことを重要な課題のひとつとしています。

健康寿命と未病ケア

近年「健康寿命」とともに、聞かれるようになった言葉に「未病ケア」があります。
「未病」という言葉はまだ馴染みがないかもしれませんが、「予防」という言葉と比較すると、その意味が理解できます。

予防は特定の疾患を対象として、その疾患を避けるようにするものです。
これに対して未病ケアは、部分的な疾患ではなく、体全体の状態を最適化するものとして、理解するといいでしょう。

健康な状態から病気の状態になるまでには、日々の違和感の見逃しがあります。
未病とはつまり「慢性的なだるさ」だったり、「やる気が出ない」「理由はわからないが体調が良くない」といった、どこかが致命的に悪いという診断はでていないけれど何かが変だなという状態のこと。

この状態でケアを始めて(大抵は生活習慣の改善で体調に変化があります)大きな病気につながらないように日々心がけるのが、未病ケアです。
そして未病ケアをしていれば、自ずと健康寿命は延ばすことができます。

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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