2022/12/07 ( 公開日 : 2021/04/27 )

脳梗塞の前兆となる症状とは? 急に起こるからだの異変に注意!

症状
初期症状 脳梗塞 脳疾患
この記事は約4分で読めます
脳梗塞はある日突然発症し、その日から体の自由を奪ってしまう病気です。しかし前兆となる症状も多く報告されていますので、日常に潜む「脳梗塞の前兆」を見落とさずに、しっかりと検査を受ける必要があります。この記事のなかでは、脳梗塞の前兆となる症状や、注視したいポイントについて解説いたします。
目次

脳梗塞には前兆がある?

脳梗塞(のうこうそく)は脳の動脈がつまって、血液のめぐりが悪くなることで引き起こされます。
この脳にとっての大きな問題は、ある日突然降りかかります。
しかしながら、本格的に動脈がつまるまえに、その前触れとなる症状が起きることもあります。

脳梗塞の前兆となる症状

これらの症状があるときには、すぐにお近くの病院へ。

運動障害

・体の左右どちらかに力が入れられない
・食事中に箸やお椀を落としてしまう
・足を引きずっていると指摘される
・顔の半分だけが動かない

言語障害

・口がまわらない
・言葉や名前がなかなか出てこない

感覚障害

・手足の左右どちらかの側の感覚が鈍い
・手や足が痺れる

視覚障害

・視野の半分が欠ける
・ものが二重になって見える
・片目がみえない

バランスの障害

・ふらついて立っていられない
・足元が覚束ない

脳梗塞につながる違和感を見逃さない

動脈を塞いでいる血栓(血の塊のこと)が溶け、血の流れが通常にもどると、体も普通の状態にもどります。
しかしこうした症状が起きると、本格的に動脈が塞がるまで時間の問題という場合もあります。

実際に脳梗塞の前兆が起こった方は、3ヶ月以内に10〜20%が脳梗塞を発症しています。
このなかでも約半数の人が、48時間以内に脳梗塞を発症していることを考えると、初期症状を見逃すことが危険であるとわかるはずです。

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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